いつか
2016 / 09 / 01 ( Thu )
人はいつか
一人で旅立つ


そんなことはわかっていました


けれど、あまりに
突然に
いなくなってしまうと
どうしていいかわからない


彼は
いろんな意味で
縁の深い人でした


少し変わった人でもありました
私の周りにいるどんな人とも合致しない
不思議な人でした
でも、側にいてくれることが
私にはいつしか一番のお薬でした
そのうち
側にいることが
当たり前のようになり、信頼し、語らなくてもわかりあえるような存在になっていました


そんな日々が
そのうち
ずっと繰り返されるのだと
疑うこともなく
一緒に出かけ
笑い、時には喧嘩するそんな関係でした


病気ではあったけれど
前向きに治療し、大っ嫌いな手術も受けて、その日に備えていたのに


突然
本当に突然、何の前触れもなく
旅立ちました


最期に会ったのは
人口呼吸器をつけ、もう何も語らない姿
目を開けることも
呼びかけに応えることもなく
ただ、眠るように
横たわっていました


音は最期まで聞こえる
何度も名前を呼び
ありがとうと
ごめんなさい
を伝え
ずっと頬を触っていました


思い出せるのは
いつもの場所に座って
ハニカミながらこっちを見てる顔
少し甘えるように私を呼ぶ声


きっとこんなことを書かれるなんて思ってなかったでしょうね


情けないことに
今どうしようもなく
恋しくて
哀しくて
苦しいです


時が静かに過ぎていくのを
息を凝らして
待っています


きっと
そのうち
また
逢えると思うから
どこかで
待っていてくれるような気がするから

valentines-day-25.jpg


言葉では言い尽くせないほどの
感謝と
私に与えてくれた
多くの目に見えないもの
それらを抱いて…祈ります
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